今回はSMプレイのなかでも、一般的な知名度も高い「緊縛(きんばく)プレイ」について解説したいと思います。
バラエティーやドラマ・映画などでもたまに見る、女王様が男性を縄で縛っている行為のことです。
テレビでは見た目重視の緊縛をしていますが、実際のプレイで行う緊縛はそこに性的快感が伴います。
新たなプレイに挑戦したい男性は必見です!
そもそも緊縛プレイとは?
緊縛プレイとは、縄やロープを用いて手足や全身を縛り、相手を動けなくするプレイのことを指します。
別名で「縛りプレイ」や「拘束プレイ」とも呼ばれており、SMプレイのなかでも代表的なプレイといえるでしょう。
縛る側、縛られる側ともに興奮することができる性的魅力にあふれたプレイです。
縄は麻縄や綿縄が一般的
緊縛プレイに使用される縄は、麻縄や綿縄が一般的です。
麻縄は伸縮が少なく、比較的滑りにくい自然素材であるため大きな力がかからない限り、皮膚を傷めることがほぼありません。
一方で綿縄は見た目的にはソフトで鮮やかなのが特徴ですが、少し伸縮があるため力をかけた場合に皮膚を傷めてしまう恐れがあります。
そのため、縄のチョイスは慣れや好みによって決めるといいですよ。
また、稀にシリコンロープやマジックテープといった皮膚に優しい素材を用いる場合もあります。
緊縛は元々囚人を拘束するための手法だった
かつての日本は手錠の発達が乏しかったため、江戸時代の罪人の拘束には縄が使用されていました。
そのため捕縛術が発達し、囚人を死なせずになおかつ暴れさせない縛り方が開発されたのです。
そこからより様々な縛りの技術が生まれ細分化していき、現在では緊縛プレイのテクニックに活かされています。
緊縛に性的魅力が認知されたのは明治時代以降
元々は拘束の技術であった緊縛が、なぜ性的なものとして広まったのか?
一説によると、日本では明治時代以降に女性が縛り上げられる錦絵(版画)が公開され、その姿に性的興奮を覚える男性が多かったからとされています。
そこから年月を経て、少しずつ緊縛がセックスのプレイに取り入れられていくようになったのです。
実はかなり多彩なプレイ?緊縛プレイの種類を紹介!
ひとくちに緊縛プレイといっても、プレイの方法は様々。
そこで今回は代表的な3つの緊縛プレイを紹介していきます。
椅子やベッドに縛り付けて固定する
こちらのプレイは初心者にもおすすめのプレイです。
椅子やベッドに縛ることで、そのまま縛るよりも拘束性が高く視覚的にもエロさを感じます。
SM物のAVを見る方には比較的馴染のあるプレイともいえるでしょう。
服を着たまま縄を縛る
服を着たまま縛るという、日常生活の延長線上の行為も非常に興奮するでしょう。
なかには全裸よりも、胸だけやパンツだけ見えてる方がエロいと感じる人もいます。
こちらのプレイは興奮するだけでなく、肌に縄が食い込みにくいため相手を傷つける可能性が低いのも特徴です。
天井から吊るす
天井から吊るすプレイはこれまで紹介したものと違い、上級者向けのプレイです。
自宅や普通のホテルで行うことは難しいため、SM設備の整ったラブホテルなどで行うのがおすすめ。
吊るされる側の羞恥度が高く、裸体がまじまじと晒されるプレイのため、かなり興奮します。
こちらも比較的ハード目なSMプレイのAVで見ることができるので、イメージがつかない方はぜひチェックしてみてください。
緊縛プレイでおすすめの縄の縛り方5選!
では続いては緊縛プレイでおすすめの縛り方を紹介します。
様々な縛り方がありますが、基本的に以下の5つを覚えておくと満足のいくプレイができるでしょう。
後手縛り
後手縛りは、両手を背中で組み束ねる縛り方です。
もっともポピュラーな縛り方で、ほとんどの縛り方はこの後手縛りの応用になります。
縛りの起点・展開・閂・収束(後処理)という基本的な動作が全て含まれるため、緊縛プレイを始めたい方は、まずはこちらを覚えるようにしましょう。
諸手上げ縛り
こちらは両腕を頭の後ろで組み束ねる縛り方です。
胸が強調され脇が全開なので、相手が女性であれば羞恥心をあおる効果もあります。
「後手縛り」の縛る起点が上部に移動するだけなので、慣れてしまえばそれほど難しい縛り方ではありません。
股縄縛り
股縄縛りはその名の通り、股の間に縄を通す縛り方です。
女性の敏感な部分に縄が当たっているので、見た目的にも体感的にも興奮するでしょう。
クリトリスの位置に縄の結び目めを当てて歩かせたり、ローターを固定したりと応用が利かせやすいのも人気の理由です。
亀甲縛り
亀甲縛りは、亀の甲羅の模様のような縛り方をします。
拘束力は少なめですが見た目のインパクトが大きいため、テレビなどで芸人さんが縛られているときはだいたいこの亀甲縛りです。
前述した後手縛りと併用することで拘束力がアップするため、ぜひお試しください。
M字開脚縛り
この縛り方は、股が大きく開かれる縛り方で見た目の羞恥度も高いです。
腕と足の縄を繋げたり椅子に固定したりするやり方があるため、長めのロープが必要になります。
比較的長時間同じ体制をキープすることも可能なため、じっくりプレイしたいときにおすすめです。
緊縛プレイをアシストするおすすめのグッズ3選!
ここからは緊縛プレイをより盛り上げるおすすめのアイテムを紹介します。
拘束した相手に使用することで、より興奮度の高いプレイができますよ。
電動マッサージ機
電動マッサージ機、通称「電マ」は緊縛プレイにおいても外せないアイテムです。
拘束されながら電マで刺激することで、相手の興奮が一層高まります。
焦らしプレイにも有効なので、用意しておくといいですよ。
目隠し(アイマスク)
目隠しをすることで手足以外の自由も奪われるため、縛られる側はより興奮します。
どこから責められるかわからないドキドキ感が人気です。
タオルがあればできるため、比較的試しやすいプレイといえるでしょう。
ローソク
ローソクはSMプレイのなかでも、ハードプレイに用いられます。
上級者向けのアイテムではありますが、熱い蝋が垂らされる刺激は他の何物にも代えがたいです。
こちらは危険も伴うため、慣れた頃に試していただきたいです。
【間違うと危険】緊縛プレイの注意点
ここからは緊縛プレイにおける注意点を確認していきます。
人体を縛るプレイであるため、やり方を間違えるとどうしても危険が伴います。
危険性も理解した上で楽しみましょう。
パートナーの同意を確認する
まず基本的なことですが、緊縛していいか確認を取りましょう。
間違ってもいきなり行ったり、無理やりプレイに持ち込んだりすると相手を不快にさせてしまいます。
特に縛る際に相手が暴れたりすると、かなり危険なので絶対にやめましょう。
縄をきつく縛りすぎない
縛る際の力加減には十分注意しましょう。
きつく縛りすぎると血流が止まってしまい、痛みや腫れを伴うリスクも。
都度、相手に痛くないか確認しながら縛るのがおすすめです。
プレイはなるべく短時間で済ませる
緊縛プレイはなるべく短時間で済ませるようにしましょう。
あまりにも長時間行ってしまうと、相手側の筋肉の負担が大きく身体に支障をきたしてしまいます。
相手の筋肉量・体力にもよるので一概に何時間までとは言えませんが、お互いに満足したらなるべく早く緊縛を解いてあげましょう。
違和感があったらすぐに中止する
縛っている相手が痛みを感じたり、屈辱感に耐えられなかったりといった場合はすぐに中止しましょう。
無理に続けると関係性を壊してしまうだけでなく、相手の身体を傷つけてしまいます。
決して無理はしないことが、緊縛プレイを楽しむポイントです。
満足のいく緊縛プレイを楽しむためには風俗もおすすめ!
今回は緊縛プレイについて解説させていただきました。
非常に興奮度の高いプレイである反面、多少なりとも技術が必要なのも事実。
そこで手っ取り早く縛る技術を磨きたいという方は、SM系の風俗に足を運んで女王様やM女に直接縛り方を教わるのもひとつの手です。
ぜひ正しい縛り方を覚えて、最高の緊縛プレイをお楽しみください!