SMプレイというと、ムチ・縛り・ろうそくというイメージのある方は多いでしょう。
今回はそのなかでも、ハードプレイに当たる「ろうそくプレイ」について解説します。
なんとなく危険なイメージを持っている方もいるかもしれませんが、正しいやり方でプレイすることでこれまで味わったことのない快感を生むプレイです。
本記事では、ろうそくプレイの魅力からやり方まで説明していきますので、新たなプレイに挑戦したい男性はぜひチェックしてみてください。
そもそもろうそくプレイとは何か?
SMプレイに詳しくない方のために、まずはろうそくプレイについての解説から始めたいと思います。
直接プレイに関連する内容ではありませんが、知識として押さえておくと良いですよ。
別名「蝋燭責め」とも呼ばれる
日本では照明機器が発達するまでは、和ろうそくが照明として日常的に使われていました。
和ろうそくは西洋ろうそくに比べ融点が低く、火傷しにくいという特徴があります。
そのためいつしかセックスの道具のひとつとして使われるようになり、蝋燭責めと呼ばれる言葉が生まれました。
アメリカではワックスプレイの名称で親しまれている
ワックスの中には樹脂を成分とした物があります。
かつてアメリカでは、松明から出る熱せられた樹皮を拷問の際に使用していたため、そこから由来してワックスプレイと呼ばれるようになりました。
名称や由来は日本と異なりますが、ワックスプレイは日本でいうろうそくプレイと同義です。
何故ろうそくプレイが好まれるのか?魅力を紹介
では、何故ろうそくプレイが多くのSM好きの人に好まれるのか?
その理由を紹介していきたいと思います。
芸術性がある
熱せられたろうが液体状になり垂れると、すぐに固まり皮膚に付着します。
そうすると身体に色をペイントしたような状態になります。
これに芸術性を感じて、そこにエロさを見出す方が多くいるのです。
ろうそくの色は赤・青・黄色と種類も豊富なので、あえて様々な色のろうそくを用意する方もいます。
著名な芸術家やアーティストで、実はSM好きという方がいるのはこういった理由が大きいそうです。
M側が焦る姿に興奮する
SMプレイの魅力のひとつは、責められる側の苦悶の表情を見ることです。
ろうそくプレイでは、熱い物を浴びる前のM側の怖そうな表情やゾクゾクしている表情が見られます。
これに興奮をそそられる方が多く、蝋燭責めがやみつきになっていくのです。
そのためもともとサディスティックな一面がある方には、かなりおすすめのプレイです。
皮膚の感度が上がる
もちろん責められるM側にも興奮する要素があります。
ろうが垂れると皮膚が熱さに反応し、敏感になるのです。
数か所にろうを垂らされるだけで男性であればフル勃起、女性であればぐっしょり濡れてしまう人もいます。
ろうそくを垂らして敏感になった身体に、手マンや手コキを行うというのもひとつのテクニックです。
【初心者も必見】ろうそくプレイのやり方を解説!
ここからは、ろうそくプレイのやり方を解説します。
これから挑戦したいというSM初心者の方も、ぜひチェックしてみてください。
ろうそくはSM専用の物を使用する
まずろうそくはSM専用の物を用意しましょう。
SM専用に作られたろうそくは、融点が低いため火傷する確率をかなり減らせます。
ネットで買うのがお手軽ですが、SMグッズを販売しているお店に足を運んでおすすめを聞いてから買うのも良いですよ。
M側を拘束する
ろうそくを受けるM側の身動きが取れないように拘束しましょう。
こうすることで責めている臨場感がかなり出るため、お互いに興奮します。
同じSMプレイの緊縛プレイについて知りたいという方は、以下の記事をチェックしてみてください。
ろうそくを1滴に肉体に垂らす
ここまで準備ができたら、いよいよプレイ開始です。
まずろうを1滴身体に垂らして、M側の様子を見ましょう。
このとき熱すぎないかの確認を行うと、お互いに無理しすぎないプレイが行えます。
M側が慣れてきたら徐々に垂らす量を増やす
M側が慣れてきたら、徐々に垂らす量を増やしましょう。
このときに焦らしながら垂らすと、M側の恐怖感やゾクゾク感を倍増させることができます。
同時に言葉責めをすると、かなり雰囲気が出るので合わせてお試しください。
あとはお互いが満足するまで続けて、ほどよいタイミングで次のプレイに移るといいですよ。
ろうそくプレイに使えるおすすめのろうそく5選!
ではここからは、ろうそくプレイに使えるおすすめのろうそくを紹介したいと思います。
ネットで簡単に手に入るため、良いと思った商品があれば購入してみてください。
低温カラーローソク 雫 赤
低温タイプのため、SM初心者に人気のろうそくです。
使いやすく、定番の赤い色が欲情をそそります。
BDSMアロマキャンドル ディープレッド(メンズフレグランス)
こちらはSMプレイ用の低温アロマキャンドル。
肌に負担なく刺激を与えることができて、鮮やかな色のろうとアロマの香りを楽しめる人気の商品です。
縄炎(じょうえん)(大)ちしぶき
こちらも初心者でも扱いやすい低温のろうそく。
商品名のとおり、お腹や足に垂らすと血しぶきのような色合いが人気です。
見た目も派手なので、気分も盛り上げりますよ。
低温ロウソク 短寸
カリスマ緊縛師が監修・推奨しているろうそく。
初心者が扱いやすいだけでなく、本格的なSMプレイも楽しめる商品です。
鬼イカセSM 蝋燭 -ロウソク-
パッケージ、商品名からも分かる通り、こちらはSM専用に作られたろうそうです。
極太の低温のろうそくなので、扱いやすく見た目も少し派手です。
ろうそくに入っている「鬼」の文字が雰囲気を出しています。
ろうそくプレイを行う際の注意点!
ではここからは、ろうそくプレイを行う際の注意点を確認していきましょう。
火を扱うプレイなので、どうしても危険はついて回ります。
しっかりとチェックしてください。
普通のろうそくは使用しない
SMプレイ用のろうそくは低温で融点が低いですが、普通のろうそくは融点が70℃なので火傷する恐れがあります。
慣れた上級者同士が使用することはありますが、基本的に危険なので普通のろうそくは絶対使用しないようにしましょう。
火の取り扱いに注意する
ベッドの上やソファの上では、火が引火しやすいので十分注意しましょう。
火が物に触れないように置き場所に気を付けて、プレイすることが不可欠。
またろうそくが燃えている間は室内の酸素も少しずつ減っていくので、できるだけ換気扇を回すなど外気を取り込むようにするとより安全に楽しめますよ。
皮膚の弱い部分にはろうは垂らさない
ろうを垂らす部分にも気を付けましょう。
特に傷がある場所は、皮膚が薄いので火傷になりやすく膿んでしまう可能性が高いです。
顔や乳首なども人によって皮膚の強さが異なるので、相手と確認しながらプレイしてください。
M側が痛みを感じる場合は、すぐに中止して患部を冷やしましょう。
ろうの塊は必ずごみ箱に捨てる
身体についたろうの塊は、必ずごみ箱に捨てるようにしましょう。
シャワーで流すと排水溝が詰まってしまいます。
シャワーで流す場合は、くず取りを使用してゴミが回収できるようにすると良いですよ。
基本的に手で剥がすか、タオルで乾拭きして落とすようにしてください。
ろうそくプレイを楽しむなら風俗もあり
今回は、SMプレイの中でもハードプレイに該当するろうそくプレイについて紹介しました。
パートナーと調べながら少しずつ試していくのもアリですが、風俗に行って体験するという方法もありますよ。
女王様やSMクラブでろうそく責めのやり方を教えてもらい、パートナーと実践するのもおすすめです。
身を持って体験することで、逆に貴方がろうそくで責められる快感にハマる可能性もあるかもしれません。
SMプレイは正しく行うことで、素晴らしい性癖の世界が広がります。
ぜひ、素敵なアブノーマルライフをお送りください。